水の「今日のトホホ」館①      


2000年 (アチョー)  今後の執筆予定(概要のみ)
『談合』は必要悪か?
 「談合」は、良いことか、悪いことか?。
 売り手(供給者)側から見ると必要悪で、買い手(需要者)側から見ると断固悪い事と一蹴される。
 その一方、完全に談合を排除して「無差別自由競争」にした弊害は、ないのか。自由競争の先に待っているものは?

書いても書いても『ノレンに腕押し』
 印刷物にするものを書くと、それなりの物体を現実に手に取って見ることが出来る。
 何かインターネットは、表示して確認してもなんとなく頼りない。ただ、アクセスカウンターの数字の増加で見て頂いているんだなあと思う程度。
 これだけ書いたという充足感を求めたがるのは、贅沢だろうか?。

『電話待ち商法』に限界あり。「暴力団商法」は全盛。
 「電話待ち商法」は、時代遅れだろうか。
 朝から晩まで電話がなれば、「ご融資はいかが」、「通話料が安いよ」、「これはお得」、「あなたは、当選しました」、「NTTの代理店ですが」、「社長の友達ですが」などなど。もう、勘弁してよ。まったく、「電話暴力団」だ。
 その次は、夜昼かまわずのFAX。「ご融資は」、「これ安い、お得」、「アンケート」などなど。通話料は相手持ちでも、FAX用紙代はこっち持ち。こちらもまた、「FAX暴力団」だ。
 郵便受けが一杯になるほどの「ご融資のお勧め」。どうせ、封を切らずにゴミ箱行きだが、「燃えるゴミ」が増えてゴミ出しに困るんだよなー。これは「郵便ご融資暴力団」
 インターネットのメール。来るは来るは、どっと来る。見出しの流し見だけで即、削除。どうせ、読まないんだからムダですよ。こちらは「メール暴力団」
 ピンポーン。ドアを開ければ、「新聞取って」、「慈善事業ですが」、「こちらにきたのでご挨拶に」、「お話だけでも」などなど。もう、たくさん。これは「訪問暴力団」
 全てのもの、欲しかったり必要ならば、こちらから連絡します。必ず、します。ワイワイ、どやどや来ないで欲しい。
 このような環境の中で「電話待ち商売」をしている我が社は「馬鹿」かしらん。


10/24 錯覚を生む『補助金』のまやかし。
 日本という国は「補助金漬け大国」だ。ありとあらゆるものを本来は単一収支でやればやれるものを、複雑な附則などを付けておこなっている。これは、一見素晴らしい制度、仕組みのように見えるが「もの本来の価値」をぼかしてしまうきらいがある。
 俗に言う「補助金漬け行政」などこの際たるもので不要不急の案件についても「もらわなければ損・利用しなければ損」という風潮を生んでいる始末だ。本来の補助金とは、事業遂行上で本体予算だけではどうしても足りない、そのためだけの助成金であるべきなのに。
 財政再建が叫ばれて久しいが、一向に実は上がらない。経費のカット、行政効率化、補助金カット、公共事業の見直し・凍結など地道に検討しているようだが道まだ遠しといったところ。
 この補助金漬け体質の根幹は、行政面から発している事が多い。各会社の厚生年金、雇用保険など個人負担分と会社負担分と分け、その合計金額をぼかしていることに問題がある。各個人とも直接支払う分については大きな感心を寄せるが会社負担分については深くは考えない。これは徴収側の国などの「上手な便法」で、各個人負担者の不平・不満感を和らげるという「姑息な手段」ともいえる。その結果、会社側は高負担を社員からはあまり感謝されずに泣く泣く支払っているというのが現状だ。
 そもそも、民主主義というのは社会から受けえる個人の経費・恩恵額は個人個人が支払う「受益者負担」の筈ある。その受益者負担を、形を変え会社や補助金などという隠れ蓑のワンクッションつくって「取り易い方法、文句の少ない方法」で「お上」に都合のよい徴収方法にしているところに問題がある。本来は、それを一元化して個人個人が支払うということが一番わかりやすくて、どのくらいの行政経費がかかっているか認識できてよい。
 選挙のためのバラマキ。これは古今東西なくならぬことである。しかし、国(親)が裕福のうちはそれも出来るが日本国は既に600兆円を越える借金大国となっている。そんな状態でもまだ赤字国債などで借金をふくらましている。それを誰がどう返すという論議もなく、ただ一時しのぎのためだけにする借金。子や孫の負担になると判っていながら積みます借金。アァ、親(国)は罪作りだ。
 一般家庭にたとえてみるとゾッとする。親は無尽蔵にあとさき考えずに借金のし放題。そのお金でホドホドの生活を送り、子や孫たちはその借金額のことは薄々知ってはいるが、よもや本当にそれを支払ったり支払う気持ちなどさらさらない。しかし、数十年という時がたつと借金精算の修羅場が来る。その時には、張本人の親は死んでいない。結局、「数十年かけて貧窮の生活でホソボソと返済」か「破産」の道の二者択一を迫られることになる。
 国家権力を遂行する為政者、官僚を始めとする中高年以上の日本国民は、総懺悔だ。なんの罪も無い子や孫にとうてい払いきれないほどの莫大な借金をつくっていまった。そして、自分達は国家の借金は自分には関係ないと「我、関せず」の「高みの見物」気分。
 日本人が『健全となるべき日本国』を喰ってしまった。今度は日本国が『健全となるべき日本人』を喰う番か。  トホホ。


10/23 国民は怒っている。出でよ、救国の若武者!!。
 21世紀初頭のトップニュース <与党と野党の若手、大同団結し新党結成へ>
 ・衆議院補選の東京21区で、無党派でエイズ訴訟の川田さんが当選した。先日の長野県知事選挙では田中康夫氏、遡ると東京都知事で青島幸雄、石原慎太郎、大阪府では横山ノックと大方の予想を覆し、大政党をバックにした「政党候補者」を破っている。無党派層の支持といわれる人々が次々に誕生している背景には、「既成政党に期待をしても駄目だ」という有権者の叱責の念がこもっている。
 それにもかかわらずほとんどの政党責任者は、敗因の言い逃れ、責任の転嫁に終始し、本当の敗因の持つ意味を理解できない水準の人揃いだ。与党陣営候補者はいまだ中央直結のパイプで利益誘導型の演説が中心という有様。一方、野党側は口先三寸の与党攻撃、夢物語ばかりの痛みを伴わない改革論、一人でも理想のためにはやりぬくという気概の無さなど、とても政権奪取はまだ夢のまた夢。民主党などホドホドの得票が得られれば、それが民主党の政策に同調し支持をしてくれた票だとと勘違いする始末。有権者の大多数は、現行選挙制度のもとでは熱狂的な支持投票をしたいけれどもそういう人はおらず、仕方なしに「より悪くならないと思われる候補者」を消去法で投票しているのが現状だ。
 色々の嫌な事件ばかり頻発しているが、その中にも日本国の救国「胎動の足音」が聞こえ始めた。無党派層の力で代表者を選出してしまうという奈良、平安時代から延々と続いてきた「お上からの脱却」行動である。政党がこの候補者に投票してくださいと呼びかけ、それに呼応する有権者意識が変わり始めた。「お上からの押し付け候補」に対して従順行動をとらなくなってきている。それは、「お上」に対しての不平・不満がいよいよ爆発し始めていることに他ならない。
 現在までの無党派当選者は、まだ比較的に政党拒否行動の次善の策と見られる消極的な面を併せ持っているが、近い将来それが本物に化けることもありそうだ。落選者に対し俗に「タマが悪かった」という弁解を聞くことが多いが、実際には「タマ」でなく「政党が悪い」ということを関係者は認めたくないようだ。有権者の心が政党首脳には判らぬらしい。
 このような潮流の中で、与野党を問わず既成政党のしがらみに埋没してしまっている若手や革新的な政治家もいる。この人たちがしがらみや政治身上への迷いから脱却した時に「日本の夜明け」が実現する。すなわち、目的だけを一(いつ)にした政治集団の結成である。既成概念で凝り固まっている与野党を見限り、新しい日本つくりの為に「憂国の志士達」が必ず羽ばたく時が来ると信じたい。
 もはや、現在の既成政党にはその活力、気概は望めそうも無い。また、その中にあって内部改革など至難の技である。国民は待ち焦がれている。激しい情熱を持った政治家を。なにかのきっかけでそれは突然訪れる。その時こそ、躊躇せず過去のしがらみを水に流し、与野党の勇士は一致団結して猛進して欲しい。当然そういう事が起こればマスコミは絶賛し、国民は全面的なエールを送ることは間違いない。ボランティアだけで選挙ができるようにもなる。
 与野党若手の大同団結するこの機会が、日本国再建の最後のチャンスとなるだろう。国民は、それがおこるまでジッと辛抱し我慢強く待っている。21世紀初頭、国民は「幸せの灯火」が点火されると同時に、日本全国の津々浦々で強く激しく燃え上がる。


10/21 国会議員は全員バッチを返上してください。
 日本の国会は壊れた。与党は数にまかせおごり高ぶりごり押し専門。全野党は審議権を放棄してボイコット専門。
なにが議会制民主主義だ。聞いてあきれるよ。国会議員諸君よ、あなたがたは、国民がそのようすをジッと高いところから見ているのをお忘れですか。選挙制度の改正、改悪だどうだと勝手に騒いで自分のわがままを我田引水のためにゴネ放題。
 なにもかも犠牲にして審議、議論をする気がないなら国会議員バッチを返してください。あなた方よりもっと前向きに色々の問題に取り組む人は国民の中にたくさんいます。議員の地位を既得権と考えているような人はいりません。
 あなたがたは、子供よりひどいです。与党側は数が多いというだけで少数意見を聞く耳をどこにやってしまったのですか。野党は、与党が数をバックになんでも押し通すからボイコットだとは。方々の議会では無所属や会派を作り、少数でも必死で庶民の声を伝えようと頑張っている人さえいるというのに。恥ずかしくはないのですか。
 あなたがたのほとんどは、与党・野党とも大政党病にかかってしまった。共産党を除くすべての政党がここ数年の間に「政権」と言う甘い蜜の味にふれ、議論を戦わしての政権奪取の道を忘れてしまった。
 与党のゴリ押し。野党の審議拒否。どちらのことを考えても「白々しさ」が残るばかり。
 与党側へ・・・おごる平家は久しからず。遠くないうちに庶民から見放されますよ。
 野党側へ・・・正々堂々議論して多数決で負けても、時の経過とともに自ずと世論は正しい方に軍配を上げるものです。民主主義を唱える人が民主主義でない行動をしてはいけません。現状では、国民は力強く後押しはしませんよ。二者択一だから仕方なく投票している人がどれだけ多いか知っていますか。
 国会議員の皆様、国民は馬鹿のようで馬鹿ではないですよ。ちゃんと、今回の顛末を見ていますよ。党利党略、エゴイズム横行のこの現状を。新しい民主主義の台頭を一番理解していないのはあなたがた国会議員ですよ。あと2〜3回の国政選挙で日本は変わると思っていたが、もう少し時間がかかりそうだ。トホホ。

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