ガラス |
Q | ガラス製品の魅力とは? |
A | ◇透明なこと。 ◇臭いがつかない。 ◇空気やガスを通さない。 ◇衛生的。 ◇酸に強いものもある。 ◇リサイクルできる。 ◇ すっきりさわやか、安いものから高級品までバラエティ。 ◇ 中身が見える。 ◇ 残量がわかる。 ◇ キッチリ密封、臭いももらさない。 ◇ どんな形にもできる。 |
Q | ガラスの歴史は? |
A | ◇4000年以上昔、チグリス、ユーフラテス川の流域に栄えた世界最古の文明発祥地メソポタミアではじめて作られました。 ◇砂浜に天然ソーダ結晶でかまどを築き、火を焚いたところ偶然できました。メソポタミア人はそれで器などを作っていました。 ◇エジプトへは、戦利品としてガラスが伝わりました。エジプト人は、ガラス職人も連れてきて、自分達のところでもガラス器を作り始めました。幸いエジプトにも、ガラスの原料となる珪砂、石灰、ソーダ灰が豊富に産出されました。 ◇2000年前、古代ローマ時代をローマングラス時代と言います。 ◇16世紀、中世ボヘミア、今のチェコの西部地方にガラス工場が建てられました。ボヘミアグラスの誕生です。この技術がヨーロッパ中に広がり、ドイツのザクセングラス、北欧のガラスなどが作られました。 ◇日本へは、8世紀頃シルクロードを通って伝えられました。16世紀桃山時代の長崎は、外国の文化にふれガラス製造が盛んになりました。江戸時代、ガラスは長崎、大阪、江戸などで盛んに作られるようになり、明治時代、官営の品川硝子製造所がガラスの大量生産をするようになりました。 |
Q | ガラスの製造方法は? |
A | ◇オートメーション 押し型⇒圧迫⇒吹き込み メーカ名・・・石塚、東洋、曽我、HOYA等。 ◇人工製品 笛吹き⇒流し込み⇒圧迫⇒吹き込み⇒まわし吹き⇒押し型⇒遠心力 工場・・・東京を中心に多数あります。 |
Q | 使用上の注意点は? |
A | 急激な温度変化で割れたり、欠けたりすることがあります。 ◇金属たわしやクレンザーは使用しないでください。 ◇食器洗浄機では、アルカリ性洗剤を指定濃度で使用してください。また、洗浄機内で器同士がぶつからないようにしてください。 ◇花器は食器として使用しないでください。 |