水の豆知識館①(住宅関連豆辞典)
ア行 | |
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アイランドキッチン | 流しやレンジなどのキッチン設備を壁から離して、部屋の中央部に島状に配置されたキッチン。 |
アイレベル(機器・収納) | キッチンなどにおいて、目(アイ)の高さにある機器や収納スペースのこと。調理カウンターから吊り戸棚まで空間がアイレベルゾーンと呼ばれており、手の届きやすい位置であるため、使用頻度の高い調理器具等の置き場として最適。 |
足元灯 | 階段や廊下などの通路に設置された、足元をてらすための小さな照明。特に、高齢者いる家庭を中心に設置されるケースが増えている。 |
アスファルトルーフィング | 融解したアスファルトをフェルトにしみこませて固めた建材。屋根や壁の下地に防水材として用いる。 |
アプローチ | 道路などからそれぞれの建物(玄関)までの通路。 |
RC | 鉄筋コンクリート造 |
アルコーブ | 壁の一部をくぼませた部分。居間などでよく用いられ、ごく限られた面積で想像以上の空間の変化と使い勝手のよさが得られる。 |
アンカーボルト | コンクリートの基礎や木の柱などに埋め込んだボルト。主に建物を基礎に固定する。 |
板目 | 木目。幅の広い板がとれやすく、木取りが簡単でムダがない反面、収縮が大きく割れやすく、木表側に反りが出やすい。 |
イニシャルコスト | 設備の価格や取付け費用など、設置当初にかかる費用。 |
犬走り | 建物の外壁に沿った周囲の地面を、砂利やコンクリート敷きにして固めた部分。 |
インシュレーションボード | 木材を繊維状にときほぐして圧縮・成型した板(畳床などに利用 |
ウォークインクローゼット | 納戸くらいの広さを持ち、作り付けの棚や引き出し、ハンガーを掛けるためのパイプ等が備え付けられており、部屋そのものが大きな洋服ダンスになっている。 |
エアサイクル | 視線換気により「夏は涼しく、冬は暖かく」を考えた住まい。床から壁を通って屋根裏まで空気が通るようになっており、冬は太陽熱で暖まった空気が循環して部屋を暖め、夏は床下から風を取り入れて屋根の排気口から暖かい空気を外に出す構造となっている。 |
H鋼 | 断面がH型の型鋼。鉄骨構造の柱や梁に用いる。 |
ALC | オートクレープブライトウェートコンクリート造 |
HPC | 鉄骨プレキャストコンクリート造 |
FF温風暖房 | 吸排気を強制的に野外で行なう暖房機器。燃焼に室内の空気を使わないので室内空気が汚れないのが特徴。 |
SRC | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
エレメント | 物の要素、各部分、構成。 |
エンジニアリングウッド | 住まいに使う木材として、細い材や節の多い材などを祭壇・切削してから圧着し直した資材。強度的にも優れたものが多い。集成材やファイバーボードなどがある。 |
OMソーラー住宅 | 屋根に集めた太陽熱で軒先から入れた空気を暖め、それを床下に送り込み暖房を行なう。夏は暖かい空気を外に送り出すこともでき、低コストで高い効果が得られる。それまでのソーラーハウスは、温水や不凍液を使用していた。 |
オートロックシステム | オートロックシステムとは、集合玄関を遠隔操作で自動的に施錠・解錠することができるシステムのことです。ルームキーやカード・暗証番号の入力などによってロックを解除するシステムなので、部外者が入りにくく、防犯に役立ちます。マンションなどに多くみられます。 |
オイルステイン | 油溶性の染料をボイル油、乾性油に溶かしたもの。木部の着色剤として使われる以外に、ワニスやクリヤラッカーの下塗りとしても使われる。 |
大壁 | 造建築で柱が外部に現れないように仕上げた壁。土蔵や洋室の壁によく使われる。 |
おおがね(大矩) | 建築現場で作る、直角を求めるための大きな三角定規。 |
オーナメント | 装飾部分。建築物の飾り。 |
大引 | を支える横木。 |
置敷き | 接着剤等を用いずに、床に置くだけのカーペットの敷き方。 |
母屋 | たる木を支える水平材で、棟木に水平に取り付けたもの。 |
温水式(床暖房) | 床暖房の方式。敷設したパイプに循環ポンプで温水を送り込んで加熱する間接加熱方式。運転コストは電気式より安くすむ。 |
カ行 | |
ガーデンファニチャー | 装飾やアウトドア・リビングを楽しむために、テラスや庭園などに置かれた椅子やテーブルなどのこと。耐水性のある合成樹脂や金属製のものが多いが、防水・防腐処理を施した木製のものもある。 |
カーペット | 軟質敷物(織物も含む)の総称で中型の一枚敷きを指し、織り方や形状によってさまざまな種類がある。 |
カウンターキッチン | LDKのキッチンが壁で仕切られている場合、壁に窓を作ることによって、炊事をしていてもリビングの様子を見ることができる為、小さなお子様のいる家庭にはカウンターキッチンは最適です。また、窓の下もしくはキッチンの反対側にカウンターを設けることによって、窓から料理を受け取ったり、カウンターで食事をすることもできます。 |
カウンタートップ | キッチンの天板のこと。作業台も兼ねることから、材質は水や火、汚れに強く、しかも丈夫で耐久性に優れていることが条件としてあげられる。主に使用されている材質は、ステンレス、人造大理石、メラミンポストなど。 |
片流れ | 一方向に傾斜させた形で、すっきりとした感じが出せる。 |
片流れ天井(勾配天井) | 部屋のどちらかが高く、一方が低い勾配天井。低い天井の場合、片側を上げることによって圧迫感を和らげることができる。二階で屋根にそった空間利用も可能。 |
カットタイプ | 風合いが柔らかく、最もポピュラーなカーペットの形状。カーペットの毛先が切りそろえられていることから、カットパイルと呼ばれる。 |
カット&ループタイプ | カットタイプとループタイプ双方の特徴を合わせ、柄効果を出したもの。 |
かね(矩) | 直角のこと。また、主に大工さんが使う直角に曲がった金属製の物差し。 |
壁式工法 | 床と壁を一体にして積み上げていく工法。柱や梁がないので室内を広く使える反面、大きい開口部はとりにくい。 |
カラースキーム | 全体の色の配合を考慮すること。 |
がりょう(臥梁) | 煉瓦やコンクリート、ブロックなどの組積造で、壁の頂部を固める水平の梁。屋根の下などにコンクリートで作る。 |
床下換気口 | 床下の湿気による腐蝕を防ぐために、布基礎に設けられた穴。法令でも外壁まわりの布基礎周長で、5m以内に1ヶ所以上の取付けが規定されている。 |
乾式工法 | ボードやパネル等を使って、液体を用いずに仕上げること。 |
木裏 | 板目の板の面で、樹心に近い方をいう。木表より収縮しにくいので、敷居や鴨居は木表側に溝をつけるようにして使う。 |
木表 | 板目の板の面で、樹皮に近い方をいう。木裏よりきれいなので、普通は木表面を表に出すように使う。 |
吸音材 | 壁や天井で音を吸引して反響を防ぐ材料のこと。吸音材にも高音用、低音用など種類がある。 |
切り土 | 土地を平らにするために高い部分の土を削り取ること。切り取りともいう。 |
切妻 | シンプルで機能的。雨漏りがしにくく屋根裏の換気もいいので、積雪地にはピッタリ。見た目も純和風的な美しさがあり、日本では最もポピュラーな屋根の形。 |
クッションフロア | 2弾力性のある塩化ビニール系のシートを敷いた床のことをクッションフロアを呼びます。水気に強く、中性洗剤などで簡単に手入れをすることができ、低単価であるためリフォームにも最適です。木目調のクッションフロアもよく見られますので、フローリング同様に使用することができます。 |
管柱 | 2階以上の建物において、桁などで中断されて土台から軒桁まで通っていない柱。 |
グラスウール | 肺がんの原因となることが判明した、断熱材・吸収材としての石綿に代わる素材。ガラス繊維で保温性、遮音性に優れ、かさばらず施工も容易であるため広く普及している。 |
クラック | 収縮や振動などによって生じた、壁・天井などにできる割れ、裂け目のこと。 |
グルニエ | 屋根裏部屋のこと。フランス語。 |
クローゼット | 物入れ(囲った所という意味)。戸棚、収納のこと。 |
ケースメント | カーテンの種類でドレープとレースの中間的性格があり、原料糸は太くても織り方が粗いので光が透ける。隙間も多い織りの風合いがやわらかで、織りや柄に裏表がなく都会的な雰囲気をかもし出す。素材はアクリル、麻、綿が多い。 |
軽量鉄骨構造 | 薄い鋼材を折り曲げて作られた細めの鉄骨(軽量鉄骨)を柱や梁に使って骨組みを構成する。肉厚が薄いので鋼材が少なくて済むため経済的。 |
結露 | 冬期間、暖房器具の使用等により室内温度が上がり、外気温との差が生じて天井や押し入れ内、窓、壁などに水滴ができて、腐らせたりカビを発生させたりする。断熱材の使用、外部建具を2重構造にする、複層ガラスの使用などにより防ぐ。 |
建築確認 | 建物を建てる時や、一定の規模を越える増改築を行う時、事前に建築基準法に違反していないかどうか、各自治体の建築指導課に確認の申請をする。 |
建築面積 | 屋根が架かり、地面に接している面積のこと。 |
建ぺい率 | 敷地面積に対して建てられる建築面積(一般的には建坪)の限度割合。市街地の環境保全・防災などの見地から、敷地に一定の空き地を確保することを目的としたもの。 |
硬質ウレタンフォーム | 発泡プラスチック系の断熱材。工場生産の成形品と現場発泡品がある。現場発泡品は、工場現場で注入または吹き付け施工となっている。 |
合板 | 薄く切った単板を繊維方向がタテ・ヨコ互い違いに直角になるように重ね、接着材で貼り合わせて一枚の板にしたもの。表面材により呼称がかわるが、ベニヤが使われる場合が多い。 |
ゴミシューター | キッチンの壁に生ゴミを捨てるための開閉式の小さな穴を設けて、そのまま野外のゴミ容器へ投入できる設備。室内に生ゴミによる汚れや臭いを出さず処理も簡単なため、徐々に普及している。 |
個別式 | 冷暖房の機械を各室ごとに設置して、エアコンディションを図る方法。 |
小屋裏 | 屋根裏収納部屋のようなもの。天井の高さは1.4m以下で、面積が2階の床面積の1/8以下であり、可動式のハシゴで、居室として使用しないという4つの条件を満たさないと、床面積や階数とみなされてしまう。 |
小屋束 | 梁(小屋梁・妻梁)の上に位置する束。棟木や母屋を支える。 |
混構造 | 異なる建築方法の構造体をひとつの住まいの中に組み合わせること。一階を鉄筋造り、二階以上を木造として耐久性と居住性を調和させるなど、さまざまな組み合わせが考えられる。 |
サ行 | |
サーキュレーター | 気調節などの循環器。天井によどみがちな暖気を下部に循環させ、上下の温度差をなくして均一化するための機械。 |
サイディング | 住宅の外観に洋風ムードと高級感を漂わせるサイディング。外壁をつくる方式の一種で、板状の外壁材、もしくはそれを張りつける方式全般を指します。サイディングの特徴として、モルタルやタイル張りなど水気を使って工事する外壁に対し、水気を使わず、釘打ちやネジ留めで仕上げることが挙げられます。ツーバイフォー工法で建てられた住宅に多く採用される外壁といえます。 |
サニタリー | 「衛生的な」という意味で、浴室・トイレ・洗面所の3カ所をサニタリーと呼びます。欧米では、これら3つが一体化しているのが普通ですが、日本では、洗面所と浴室は一体化しているものの、トイレは別につくられるのが一般的です。サニタリーに関するアンケートをしたところ、浴室を広くする代わりに洗面所は狭くなってしまったというケースも多いようなので、しっかりと確認しましょう。 |
サンデッキ | 外部に張り出した広い面積を有する床で、本来的には日光浴を目的とする点でテラスと異なる。日当たりの良いことが絶対条件。 |
システムキッチン | モジュール(基準工法)と組み立て方式があらかじめ定められた厨房設備のことをシステムキッチンと呼びます。主に、流し台・コンロ・レンジフード・調理台などが組み合わされています。 |
直張り工法 | 接着剤を用いて直接床に張りつけて、カーペット等を敷く方法。 |
湿式工法 | 液体(モルタルなど水を加えた材料)を用いて仕上げること。 |
遮音材 | 音が外部に伝わるのを、また外部から伝わるのを遮る材料のこと。重く、堅く、厚く、目がつまっている材料がよい。 |
車庫 | 建物面積内に車庫がある場合、(車庫部分の床面積)÷(2階の総床面積+1階の床面積+車庫部分の床面積)が1/5以下であれば、車庫部分の床面積は延床面積に算入しなくてもよい。 |
斜線制限 | 建物の高さに関する法的制限の一つ。道路斜線制限、隣地斜線制限、北側車線制限の三条項がある。この制限をクリアするために、外観デザインにある程度の制約を受けることもある。屋根の形状や勾配には特に影響を与える。 |
借景 | 前庭と遠景をつなぎ、その庭の一部であるかのように景色を利用すること。そういう造園法。 |
ジャロジー | ガラス窓の一種。細長いガラスの羽根を並べたもので、浴室や洗面所、トイレなどの小窓に用いる。羽根の開閉角度を変えることによって通風の調節ができる上、小さな窓スペースでも全開状態にできる。 |
シャンプードレッサー | シャンプードレッサーとはハンドシャワーが設置されている洗面化粧台のことです。通常の洗面台よりも洗面器が大きく、シャンプーがしやすい造りになっています。 |
集成材 | いくつかの小割の木を接着して、板や角材などひとつの材にしたもの。 |
重量鉄骨構造 | 肉厚の厚いH鋼などを使って構成された建物。頑丈なので柱の間隔を広くとることができる。 |
上棟式 | 建前(たてまえ)ともいわれる。本来は棟梁の祭り事だが、最近は家の骨組みが出来たときに、その工事を手がける人の慰労と親睦を兼ねたものとして、建主の主催で行なわれる。 |
シロッコファン | ダクトで引く場合用の換気 |
真壁(しんかべ) | 木造建築で柱を隠さず仕上げた壁。柱から少しさがった面に壁をつくる。普通の和風家屋の壁。 |
心材 | 樹木の中心に近い部分を用いて材にしたもの。樹木の芯があるので強い。 |
シンダーコンクリート | デッキプレートの上や屋上の防水おさえなどに用いる、強度のないコンクリート。 |
シンメトリー | 左右対象であること。 |
水性ペイント | 水性の塗料。塗りやすく値段もおさえめだが、耐久性が劣る。 |
スキップフロアー | 段違い床のこと。床に段差をつけることによって空間に変化を持たせる。 |
筋かい | 軸組間に対角線に入れることにより軸組の強度を増し、耐震性を強めてゆがみを防ぐ役割をする斜材。 |
スライディングウォール | 可動間仕切り。台所や食事室、居間などを必要に応じて切り離し2室にしたい場合などによい。 |
スラブ | 鉄筋コンクリート(RC)構造の床板のこと。 |
スローブ | バリアフリーの一つで、段差が生じる部分を傾斜面にすること。段差をなくしてスローブにすることでひっかかりがなくなり、車椅子での移動が可能になる。高齢化社会への対応として、必要性が高まっている。 |
スロップシンク | スロップシンクは、スロップとしての意味では「汚れた水」とか「汚物」、シンクとしての意味では「流し」。つまり、掃除や洗濯用に使う流しを示しています。子供のズックやオムツ類の洗濯、汚れた雑巾などを洗う時にスロップシンクの有用性が実感できます。そのためにスロップシンクを「ズック洗い」と別名で表現することもあります |
スツール | 背もたれなど、背の寄りかかりのない一人用のイス。 |
石綿スレート | セメントに石綿などを混ぜて高圧プレス成型した薄板。耐久性・耐火性・耐腐蝕性に優れ、主に屋根・天井・外装などの下地材として広く用いられる。 |
石綿フェルト | 断熱材で石綿をフェルト状にしたもの。ほかに吹きつけのものもある。 |
セラミック系住宅(冷暖房) | セラミック系の素材を用いた住宅で、耐火性・断熱性に優れている。より高度なファインセラミックスを構造材に使用した住宅も出ている。 |
背割り | 乾燥による割れを防ぐため、柱などにあらかじめ裏になる側に切れ目を入れておくこと。 |
セントラルクリーナー | 集中方式の掃除システム。一カ所に大型の集塵機を設置して、壁内部に配管したパイプに、各部屋や廊下につけた吸入口をつなぐ。掃除をする際には、吸引ホースを吸入口に差し込むだけ。掃除機を使用する手間が無くなる上、室内の空気を汚さず簡単に掃除ができる。集塵機にたまったゴミは年に数回捨てるだけでよい。 |
セントラル方式(冷暖房) | 建物の一ヶ所にボイラーを設け、そこから配管ダクトで各室に送って,建物全体に冷暖房が行き渡るようにした方式。 |
側窓 | 壁(側面)に取り付けられた窓。 |
ソーラーシステム | 太陽熱エネルギーを利用した住宅のこと。機器を用いて行うものをアクティブ・ソーラー、構造や間取りなどの設計手法によるものがパッシブ・ソーラーと呼ばれている。 ●アクティブ・ソーラーシステム ソーラーハウスなど、太陽熱を利用して給湯や冷暖房などを行うシステムを組み込んだ、省エネルギー型の住宅のシステムのこと。 ●パッシブ・ソーラーシステム 太陽熱などの自然エネルギーや自然の原理などを活用するシステム。機器に頼らずに省エネルギー化を図るのが最大のポイント。代表的なものとしては、エアサイクルやOMソーラーハウスなどがあげられる。 |
そり | 収縮などにより、木材に生じる曲がり。 |
タ行 | |
耐用年数 | 機械や設備機器などの使用可能な年数。 |
タウンハウス テラスハウス |
隣り合う住戸と壁で仕切られたおおむね3階までの連棟式集合住宅。敷地の権利状態によって分類されます。 |
建入れ | 垂直・水平を正しくとること。 |
タペストリー | 壁掛けや机掛けなどに用いる装飾織物。フランス語。英語ではタピストリーと発音する。 |
垂木(たるき) | 棟木から軒桁にかけて掛け渡す長い材。屋根板を支えるためのもの。 |
垂木構造 | 棟木と桁と垂木のみのシンプルな小屋組。 |
断熱材 | 文字通り熱を断つ材料だが、静止状態の空気は熱伝導率が小さく断熱性が大きいので、大半の断熱材はこれを利用し空気泡をたくさん内包したもの。床、壁、天井裏に部屋をくるむように入れ、省エネや結露に効果を発揮する。 |
地鎮祭 | 工事に着工する前に、その土地の神様を祭って、工事の無事を祈願する儀式。 |
地なわ張り | 工事に入る前に、敷地内における建物の位置を決めるため、建物の輪郭や位置をテープや縄をはって示すこと。 |
頂側窓 | 片流れやのこぎり屋根の垂直面など、壁の高い位置に取りつけられた彩光を主とする窓。 |
通気工法 | 壁内部に空気の通り道(空気層)を設ける工法の総称。床下や屋根裏に換気口を設け、季節に応じて開閉することで断熱性・通気性を調節すると同時に、壁内部の結露を防ぐ効果もある。 |
2×4(ツーバイフォー)工法 | 北米の住宅建築にもっとも多く用いられている工法で、2インチ×4インチの断面寸法の木材を基準にして、規格化された部材を組み合わせて床や壁などの枠をつくり、それに厚い構造用合板や石膏ボードのパネルを張って、壁全体に強度を持たせる。熟練した高度な技術が要らず、工期も比較的短くて済む。 |
妻梁 | 小屋束の下に位置する梁。小屋梁。 |
面一(つらいち) | 表面が平滑なこと。 |
テクスチャー | 織り方、織り地。または素材の持つ肌触り、手触りなど、その素材感のこと。 |
デッキプレート | 建築材料用に加工された鋼板で、強度を保つために波形状にしたもの。主に床材として使われるが、屋根用デッキプレートもある。 |
出窓 | 建物の壁から外に張り出した窓。壁からの張り出しが50cm以内で、室内の床からの高さが30cm以上、さらに室内から見た出窓の面積が1/2以上窓であれば、床面積として計算されない。 |
テラス | 住宅の外に作られ直接出入りができ、居間や食堂の延長として活用できるスペース。ガーデン・ファニチャーを置いたりバーベキューをしたり、アウトドア・リビングの場として使い方はいろいろ。 |
DEN | ご存じのとおり書斎は本に親しむ部屋として必要視されてきましたが、近年日本でも増えだしたものがDEN(デン)です。DENは本を読むためだけの部屋ではなく、趣味を楽しむための部屋としても使います。そういった意味では、自分にとっての“隠れ家”的な用途をもっているといえます。DENについては、広さや形の基準はなく、使い方によってさまざまな利用方法があるので、より使いやすくなります。 |
電気式(床暖房) | 床暖房の方式で、敷設した電気ヒーターを発熱させる直接加熱方式のこと。操作性、メンテナンス、耐久性などの点で温水式より優れる。 |
天窓 | 屋根につけた窓で、採光や換気をよくする。 |
胴差し | 通し柱をつないで2階の床梁を支える横木。建物の胴体の部分を固める役割をする。 |
道路使用申請 | 建物を建てる際に、仮囲いなどを立てて公道を使用する場合、事前に役所へ申請しなければならない。 |
道路占有申請 | 家を建てる際に、道路上で工事等を行なう必要のある場合、事前に警察署に申請をしなければならない。 |
通し柱 | 土台から二階の軒桁まで、一本で継ぎ目なしに通した柱。 |
トータルコーディネーション | 室内の仕上げ、家具、カーテン、カーペット、照明器具などの各カラー、エレメントなどを、同じセンスで統一することにより全体の調和をはかること。 |
ドーマーウィンドー | 屋根裏部屋に明かりを採るために取り付ける三角屋根の明かり採り窓のこと。ただ、ドーマーとも言う。 |
ドーム天井 | 半球形をなした天井。丸天井。 |
独立基礎 | 柱を建てる部分など、力のかかる部分のみに設ける基礎。 |
土台 | 建築物の最下部にある横木。いしずえの上に横たえて上部の重みをささえる。腐りにくく虫害にも強い材が使用され、建物を長持ちさせるポイントになる。 |
トップライト(スカイライト) | 明かりとり、天窓。屋根の一部に突き上げ式のサッシを入れたり、半球状のプラスチックの窓を取り付けたりする。壁面の窓より約3倍の明るさがとれる。 |
ドライエリア | 地下室の採光、換気をとるための前面の空掘(からぼり)。地下室に地上面とほぼ同じ居住性をもたらす効果がある。 |
取り合い | 天井と壁、壁と床など、物と物との接する部分のこと。 |
ドレープカーテン | 比較的厚地で布そのものに重量感があり、遮光性・保温性・防音性に優れているため寝室、居間などに多く用いられる。 |
ドレッサー | 鏡のついた化粧ダンス。 |