水のコンテンツ① 『水』をとりまく諸問題 その 


このホームページを『水の神様』に捧げます。
水に感謝しよう!! 水の星  地球に暮らす私たち
でも、決して多くはない私たちの水  大切に使おう

  私たちの暮らす星、地球。その4分の3は青く広がる海です。
 地球には、およそ14億km³ の水があると言われていますが、そのうち約
97.5%は海水、残りの2.5%が淡水(真水)です。
  
そして、この淡水のほとんどが北極や南極の雪と氷です。
  地下水や河川・湖沼として存在し
私たちが“使える水”は、地球上の水のわずか0.008%にすぎません。 私たちが日常使用している水は、無尽蔵ではなく、限りある貴重な資源なのです。
ある生活の有難さ

 私たちの身体の70%は水分です。
 地球もまた70%程が海です。
 母なる地球から人が誕生し、水はなくてはならないものとして私たちの生活に関わっています。

 その水の周辺機器・部品を取り扱う仕事を私達は真摯に取り組んで皆様の生活のお役に立ちたいと考えています。

「水」というものを考えるためのクイズ
 家庭排水(廃水)で「てんぷら油」を1リットル流したら、魚(コイ・フナなどの淡水魚)が棲めるような水の環境に戻すためには、どのくらいの水量で薄める必要があると思いますか?。 下記1〜4から選んで下さい。
  1.ドラム缶 1本(200リットル)分の水
  2.ドラム缶 10本(2,000リットル)分の水・・小型タンクローリーで1台
  3.ドラム缶 100本(20,000リットル)分の水・・大型タンクローリーで2台
  4.ドラム缶 1,000本(200,000リットル)分の水・・大型タンクローリーで20台
   正解は、このホームページ中(排水関係)にあります。ぜひ、この驚くべき数字を知って下さい。

水(淡水)資源の現況 

淡水は希少資源である。地球に存在する水のうち人間が利用できるのはわずか0.008%にすぎない。それは、湖水、河川水、地下水として存在する。
・この0.008%には地域的偏りがある。地球上の更新可能な淡水資源のうち、少なくとも13%はブラジルにある。

・多くの国において、水資源には季節的偏りがある。例えば、オーストラリアでは洪水の65%が1月から3月に生じる
・このような地域的・季節的偏りを緩和するため、人間は36,000以上のダム (高さ15m以上のもの)を世界中に造った

世界人口の7割以上の人が、清浄な水を得られず、毎日約25,000人が、不十分な水資源管理のために死亡していると推定される。
世界人口の約4割の人が、水を隣国に依存している。複数国で共 有される河川(200以上)のいくつかでは今までに国際紛争が生じ、 現在では利水権について2千以上の協定が結ばれている。

飲料水の少なくとも9割は地下水である。地下水には次第に枯渇と汚 染の危機が訪れている。
・潅漑は淡水を最も多く消費する。その水の大部分は蒸発で失われる。 人口増加とともに農業用の水消費量は、1990年から2000年の間に6倍 になると推定されている。
・世界資源研究所(WRI)によれば、有毒物質による水質汚染を一因に、世界の淡水魚の5分の1が脅かされている、あるいは絶滅した。

水は貴重な資源 

 地球上に存在する水の97.5%は海水です。淡水はわずか2.5%にすぎず、しかもその大部分は南極や北極の氷として存在しています。その他、海の水、川の水、湖の水、地下水、氷河、水蒸気など、合わせて約14億km3の水があるといわれています。これは、約2700mの厚さで地球の表面 を覆いつくす量になります。
 一般に、私たちが使える淡水は0.8%といわれています。しかし、地表付近にある清浄な淡水はそれよりもはるかに少ないのです。国連の発表によると、比較的簡単に私たちが飲んだり使ったりできる淡水は0.008%というごくわずかな量にすぎません。
 これだけ少ない量でも、ひとりが1日1トンの水を使うとすると、250億人が生きられると言われています。しかし、実際には日本人はひとり当たり1日3トン、アメリカ人は6トンの水を使っています。お風呂や水洗トイレ、工業用水などを含めると、こんなに多くなってしまうのです。
 これに対して、アフリカ人はひとり1日10〜100リットルの水で生活しています。先進国の人々は、実にアフリカ人の100倍もの水を使っていることになるのです。
 日米など先進国の一層の経済拡大志向、途上国の人口増加と都市化、途上国の工業化などを考えると、このままでは近い将来、水資源の危機に見舞われることは避けられません。

水なしでは生きられない地球の生命

 35億年前、地球に生命が誕生しました。海の中で発生した単細胞生物が最初です。地球上の生命はすべてここから進化してきました。人間も例外ではありません。人体の60%以上が水で、水を飲まなければ4〜5日で人は命を失います。砂漠の生物でさえ、水がまったくなければ生きていくことはできません。
 ほんの100年前まで、わずかな水資源を私たちは他の動物や植物と分かち合ってきました。水は、森をつくり、土をつくります。そしてその恩恵で人類は食糧を作り、文化を育んできました。
 今私たちは、水を汚し続け、枯渇寸前にしています。水は誰のものでもない、限りある地球の共有資源です。このあたりで、水を大切に思う心を取り戻さなくてはなりません。

水が循環している意味

 水は地球を循環しています。「自分ひとりくらい」という気持ちで汚した水は、地下→河川→海洋→大気(雲)→降雨という経路を経てすべてを汚染してしまいます。人間はもちろん、すべての生命の源は「水」です。水を汚すということは、地球上のすべてを汚すことになります。
 この意味で、河川というのは「水の循環」すなわち「生命の循環」をつかさどるという重要な役割を担っていることが分かります。

水を別角度から見ると

 生きるために最低限必要な物は、水・空気(酸素)・食べ物などですが、これらは衣・食・住生活が豊かになればなるほど必要性を忘れ、貧しくなればなるほど有りがたみがわかるものです。
 そのうちの水については、世界中で飲み水の不便をしている人々は20億人を越えるといわれるほど多くいる。その一方、水の使用量は文化のバロメーターといわれており、先進国、後進国のその差は100倍を優に越しているのが現状だ。
 他方、給水(上水)の歴史(発展・技術)を100とすると、排水(下水)の歴史は60〜70レベル?程度とまだまだ低く、利用技術の発展がどんどん進むだろう。
 水回り空間(キッチン、トイレ、洗面、バス)は、時代と共に、風水(易占い)などの影響を徐々に脱して北側から日当たりの良い南側へ移行してきた。水回り空間がいよいよ表舞台に現れてきた証拠ともいえそうだ。

世界の土地と水資源  

 土地、水、空気は人の生存にとっての基盤である。いずれもそれぞれの国固有の資源と見られがちであるが、私たちの生活は世界の土地と水に依存するようになり、空気も地球全体のものとの認識が広がりつつある。わが国が輸入している農作物を生産するために、世界の1、000haを越える土地が使われており、これは、わが国の総耕地面積のおおむね2.3倍に相当すると試算されている。

 また、農業生産のために使われる肥料などのため、水中の硝酸性窒素濃度が増加し、飲料水の水質への懸念を生じている。このように、私たちの生活は世界の環境と密接に繋がっている。

 衛生的な飲料水の確保は世界的な課題である。わが国では水資源に恵まれていると考えている人が少なくないが、近年は深刻な水不足に見舞われている。水を大切に使うことが求められている。

1 世界の土に依存するわが国の社会

 農作物を輸入することは、その生産国の土地を利用していることになる。わが国で輸入している農作物などを生産するために使われている土地面積について、小麦、大麦、コウリャン、トウモロコシ、大豆、コーヒー豆、綿花、天然ゴムの8品目での試算値は、世界全体で1992年(平成4)年に約1、030万haにのぼり、わが国の総耕作地面積のおおむね2.3倍、国土全体の約27%に相当する。

 こうした農作物の生産地では、例えば、米国では土壌流亡を起こしつつトウモロコシの輸出を行ったり、EU(欧州連合)諸国では、輸出力向上のため多量の施肥を行い、硝酸性窒素による汚染が問題になるなど、土壌環境保全上の問題を引き起こしている。

 硝酸性窒素を多く含んだ水を飲んだり、このような水でミルクを溶かすと、生後8週間までの乳幼児にチアノーゼ児(メトヘモグロビン血症)の原因となることがあり、その安全値の上限値は窒素として10mg/lと考えられている。ヨーロッパでは河川水でもこの25年の間に硝酸性窒素が増加傾向を示し、地下水についてはさらに懸念すべき状態にあることが報告されている。

 料理を残し廃棄物にすることは、たんに無駄とか、もったいないにとどまらず、外国の農地を酷使し、土壌環境問題の原因にもなっているといえる。
 わが国が輸入しているエネルギー資源、金属資源、木材など海外で生産のために使われている土地は、その土地のもつポテンシャルを減少させながらの利用が少なくない。資源を大切に使う生活スタイルが世界の環境保全に繋がる第1歩であるといえよう。

2 水不足が年中行事に

 水は私たちの生活に不可欠な資源であり、世界的には衛生的な飲料水が入手できていない人口は総人口の40%と見られており、現在においても世界の基本的な課題とされている。

 わが国は年降水量が世界平均の973mmに達し1.749mmと恵まれていることもあり、水不足で苦しんでいる地域・時期を除くと、水を資源としてその使い方を考える機会は少ないようにに思われる。
 しかし、人口一人当たりの年降水総量でみると、世界平均の26.9m³に対し5.5m³と5分の1程度であり、その上、急峻な国土条件を考えると、水資源についても厳しい状況にあるといえる。

生活水準の向上、生産活動の拡大を反映して、水需要は増加しているが、水資源開発施設の整備が追いつかないことと、近年降水量が少ないという気象状況もあり、水需給の逼迫している地域を中心に水不足が頻繁に生じている。
 平成6年には、全国的に渇水であり、水道の減圧給水あるいは断水などの影響を受けた人は全国で1、583万人に達したと報告されている。

 水資源開発のためダム計画等については議論の多いところである。生活や産業を支える水を有効活用を前提として確保することは社会基盤の整備として必要であるが、有効活用の徹底と、渇水時の対応策について、なお検討すべき課題は多く、私たちの水の使い方にも改善の余地がありそうである。

 生活用水で一度使った水を雑用水として再利用する施設は平成5年時点で全国で1,963施設整備され、使用水量は22.7万m3、生活用水の0.7%を占めるが、今後さらに普及することが期待されている。

■世紀を築く――危機の惑星 水害、汚染、水不足 

 メキシコ市の中心部にあるカトリック教会の大聖堂「カテドラル」は、国の荘厳なシンボルだ。だが、その内部は幾重もの鉄骨が柱や天井を支え、異様な光景になっている。
 「地盤の不等沈下で、建物が傾きかけている。やがて崩れかねない」と市幹部は心配する。一帯の地盤は100年間で8メートルも沈んだ。
 市内には、塔のように人の背丈の3倍も高くなった井戸がある。周りの地面が沈んだために、固い地盤に乗っていた井戸だけが浮き上がった。
 ●安全な水飲めない10億人
 水源としての地下水のくみ上げ過ぎが原因である。市周辺を含む首都圏人口は2000万に増え、くみ上げはやめるにやめられない。
 地盤の不等沈下で、水道管があちこちでひび割れし、水が漏れる。浄水場からの水は家庭に届くまでに30%が失われる。これがまた、過剰なくみ上げの原因になる。
 下水管は破れたり曲がったりして、汚水がうまく流れない。大雨のときは水がはけず、しばしば水害を招く。
 下水管から漏れた汚水は地下にしみ込む。ごみの不法投棄や産業・生活排水も加わって、地下水が汚染される。井戸水で腹をこわす人も少なくない。
 メキシコ市の実情は一例にすぎない。世界では、10億人以上が安全な水を飲めない状況にある。汚れた水によって、年に200万人が命を落とす。半数は子供だ。バングラデシュでは、水不足で井戸を深く掘った結果、地下深くにあったヒ素が水と一緒に出てきて、多数が中毒にかかっている。

 水不足はアジア、アフリカなど各地に広がっている。国連総会で2000年3月、アナン事務総長は「水不足の圧力は世界人口の3分の1に達し、2025年には3人のうち2人に及ぶ」と報告した。

 背景にあるのは、発展途上国で著しい人口増と貧困だ。食糧のために、木を切って農地を開く。農地は新たな水需要をもたらし、緑の減少は大地の貯水能力を衰えさせる。工業や都市の開発も水需要を増やす。こうして水の需要が供給力を上回る。流域開発で水が汚染されると安全な水はさらに減り、貧しい人々は汚れた水に手を出す。悪循環なのだ。
 皮肉なことに、水不足の一方で、水害がひんぱんに起きている。開発によって、雨水は森や地下にたまらず、一気にあふれる。
 ●欠かせぬ緑の復活と節水
 水害、汚染、水不足。この3つは相互に関連して「水の惑星」を危うくしている。
 アフリカでは相次ぐ干ばつで、大量の難民が発生している。水不足は紛争の火種にもなりかねない。イスラエルとアラブ諸国の対立にも水争いが絡んでいる。
 どうしたらいいのか。
 水不足や治水にはダムを、汚染対策には下水道を、といったことが思い浮かぶ。だが、いずれも大きな費用がかかる。そのうえ、ダムは環境を破壊する。

 「より地道な方式を」と提案するのは、水問題に詳しい元環境庁地球環境部長の加藤三郎氏だ。
 例えば、雨をあちこちの池や貯水槽にためる。作物の根に必要なときだけ水をやる「点滴型農業」を普及させる。都市も含め、節水は最大の水不足対策だ。汚染対策では手軽な合併浄化槽が有効だという。

 もっと基本的な対策は、緑の復活である。山林は水をため、浄化し、治水にも役立つ。そうした視点で途上国援助に臨みたい。

 国際社会は対策に動き出した。2000年3月にオランダのハーグで開かれた「水フォーラム」はその一つである。国連機関や非政府組織(NGO)の代表、研究者ら5000人が集まり、「水は命の源」との認識を新たにした。次回は2003年に日本で開かれる。
 この国にいると、なかなか深刻さが実感できない。しかし、日本は食糧の輸入大国だ。穀物1トンをつくるには1000トンの水がいる。私たちの食糧は世界各地の水に支えられているということを知らねばならない。
 石油と異なり、水は循環する資源だ。大事に扱えば、永続的な恵みをもたらす。地球環境を守ることにもなる。水の危機は、私たちに暮らしのありようを問うている。
 ◆地球の水 世界の水使用量は年に3兆5700億トン(1995年)。陸上には年間119兆トンの雨が降り、蒸発分を差し引いた45兆トンが利用可能な水の量。雨の降る地域や時期は偏在するため、実際に利用できる量は限られる。(朝日新聞社説 2000年8月25日 一部変更)

21世紀は「水の時代」
  
「20世紀は石油の時代だったが21世紀は水の時代」と言われるほど、世界は水問題が深刻化している。すでに中近東では、水確保めぐる緊迫した国際情勢が展開されており、また、マレーシアとシンガポール間でも、水門問題をめぐり紛争が起こる一歩手前までいき、日本のシーレーンが脅かされる事態も起きている。このまま水問題を放置すれば、21世紀は水資源確保を巡る国際紛争が多発し、オイルショックと同じように「水ショック」が日本を襲う危険性は高い。
  このような深刻な水危機に世界が直面している主な原因は、開発途上国を中心にした都市化と急速な人口増加によるものだ。
世界水消費量はここ6年間で6倍に増えており、これは人口増加の倍以上の速さになっている国連の調査によると、現在60億の世界人口のうち14億人が安全な水を飲めず、23億人がまともな衛生施設を持っていない。世界人口の20%が水に関連した病気にかかっている。
  また、世界の31カ国が現在、絶対的な水不足に直面しており、2025年には48カ国に達すると見込まれている。さらに、淡水の70%を利用している農業についてみると、水の効率的利用を現在の45%から70%に引き上げたとしても、今後25年間に17%の水が不足する。また、巨大都市のほとんどは地下水を利用しているが、その渇水も時間の問題で、世界人口の半分が生活している281の国際河川では、水問題でいつ国際紛争が起こってもおかしくない状況だ。
  国連は2000年3月22日を「世界水の日」に定め、現在、水利用に関する総合管理のあり方やルールをまとめた「世界水ビジョン」作りを進めている。1991年にブラジルで開かれたリオデジャネイロサミットでは、地球温暖化や生物多様性問題が焦点になり、深刻な状況になっている水問題にほとんど関心が集まらなかった。その反省から元世界銀行副総裁のウィリアム・コスグローブ氏らが中心になり、96年に世界水会議が発足した。97年に第1回の世界水フォーラムが開催され、2000年3月にオランダのハーグで開かれる第2回のフォーラムで「世界水ビジョン」を発表、新たに世界水サミットの開催も予定されている。
  今、世界で起こっている水問題は、その国だけの問題ではない。日本の経済社会にも食料をはじめ環境、安全保障などさまざまな分野に関連しており、21世紀の国際社会における日本の水問題の関する役割は大きい。この世界水ビジョン作りに積極的に参加すると共に、ODAプロジェクトを通じて開発途上国の支援を拡大し、今後重要な課題となる世界の水に関するルールや組織作りに指導力を発揮できるような国内の体制作りを急ぐ必要がある。
  水は、経済、社会、環境、文化、宗教的な価値をもっており、それらのバランスを取り次世代のことをも視野に入れながら広い意味での水の総合管理をいかにしていくのか、行動を起こす時が来ている。21世紀は水紛争の世紀にするのか、それとも水共生の世紀になるのか、まさに我々の英知が試されようとしている。(朝日新聞社説 1999年12月1日 一部変更)


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